火事の時に、火よりも怖いものは煙です。
煙に巻かれるとすぐに意識がなくなることもあるので、火よりも注意した方がいいでしょう。
そこで、家庭や会社にひとつは備えておきたい、煙から命を守る「けむりフード」を紹介します。
装着するとかなり衝撃的な見た目になりますが、非常時は命が第一!ぜひ備えてほしいアイテムです。
火災時に、煙を吸い込まないためのフェイスフードです。宇宙服のヘルメットのようなイメージを想像してください。
袋を開いたら空気を含ませるように上下左右に振り、そのまま頭からスポッとかぶります。首のところで袋をしぼり、胸に押し当てて煙が入らないようにします。
袋の中の空気を吸いながら避難し、歩いて5分、走って3分持つように設計されています!
その5分が生死を分ける事態になったとき、これがあるかないかで生存率が大きく変わりそうですね。
開封前はポケットティッシュサイズで、備えていても場所を取らないのがポイント。
マンションの中高層階に住んでいたり、ビルの高層階に勤務先があったり、地下鉄で通勤通学する人は、備えてみてもいいのではないでしょうか。
値段も安く、ひとつ500円以内で買えるので、家族全員分揃えると安心ですね。
このけむりフード、見た目はすごいですが、非常に理にかなっている防災用品です。
地震災害、水害、火災…「いざという時」のパターンはひとつではありません。
普段から備えて、時には避難訓練など練習して、もしもの時にできる限り生き残れるよう、準備しておくのが大事ですね!