なんともニッチ、かつシュール。
お抹茶をたてる動作を電動でしてくれる「電動茶せん」、こんなのあるんですね!
おもしろグッズかと思えば、レベルの高い実力派のようです。
知らないうちに、すでに電動のお抹茶を飲んだことがあるかも…?
お抹茶と言えば、シャカシャカと茶せんで点てていただくもの…と思うのはもう古い!
私もやってみたことがありますが、お抹茶を点てるのは慣れないと難しいです。
大きな泡が入ってしまったり、なめらかで均一にするのは素人にはハードルが高いもの。
けれど電動茶せんなら、5~6秒でレベルの高いお抹茶をいれることができます。
シュールな見た目とは裏腹に、そのクオリティはなかなかのもの!
大人数にお抹茶を提供するような和食店や喫茶等では、すでに使われているそうです。
そりゃ、一杯一杯手間をかけて点ててられないシーンもありますよね…。
でも、味はなめらかでとても美味しいとのこと。
お年寄りからニーズがあるそうで、手の力が弱くなってしまっても美味しいお抹茶がいれられると人気です。
確かに、手首を細かく動かす必要があるので、お年寄りが茶せんで毎日お茶を点てるのは難しいかも…。
ボタンを押すだけでいいので、お年寄りでも簡単に使えます。
ハンドミキサーの亜種みたいな感じが、たまらなくシュール…。
作法は別問題として、日常の中でお抹茶をいただくにはいいですね!これも時代の流れ、むしろ進化です。
デパートのキッチングッズ売り場にあったら、お年寄りにも外国人にも売れるのではないかしら。
茶の湯の歴史も長かれど、まさか機械化するとは思わなかったでしょう。
「電動茶せん」、結構なお点前で…