独自の文化を持って発達した、お弁当先進国、インド。
そんなインドで使われているのが、「ダバ」と言われる、円柱型の重ねられるお弁当箱です。
ステンレスでできた3段式のお弁当箱で、一番下にご飯、真ん中におかず、上段にカレーを入れて使います。
インド人は、お弁当にしてでも家のカレーを持参するんですね!
3段インド弁当箱 / 三段 dabbawala ダッバーワーラー ランチボックス
インドでは人によって宗教で食べられるものが違ったりするため、家で作ったお弁当をランチに食べるのが一般的です。
しかも、朝に作ったお弁当を持参するのではなく、各家庭から「弁当配達人」がお弁当をピックアップし、職場に配達する文化が根付いているというので驚きです!
お弁当箱は各家庭から集められ、電車に乗って運ばれ、各オフィスに配達されます。もちろん食べ終わった後は、オフィスから逆ルートで家庭に戻ってきます。
インドのお弁当箱はみんなこの「ダバ」であり、見た目はほぼ同じ。それなのに間違ったお弁当箱が配達される割合は、なんと600万回に1回とのこと!
弁当配達人は有能ですね。インドのお弁当文化、すごい!
このダバは、ご飯・おかず・カレーを別々に詰めることができ、汁物のカレーを入れても漏れず、重ねたまま針金でがっちりと固定することができます。
インドのお弁当文化&お弁当配達文化に適しているんですね。
見た目は武骨なステンレスのタッパーですが、お弁当箱として機能的に完成されています。
お弁当先進国、インドの三段式お弁当箱!
シンプルなのに、ずっと見ているうちにかっこよく見えてくるお弁当箱、使ってみるのはどうでしょう?
カレーを入れても汁漏れしないのは本当にすごいですね!